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- 科名・属名 : ヒルガオ科 アオイゴケ属
注.APG分類では、学名(D. micrantha)
- 特徴 :
地を這う多年草。
茎は地表を這い、地面を覆って広がる。
葉は腎円形〜円形、長さ4〜15mm、幅5〜20mm。全縁で0.61〜4cmの葉柄がある。
花は葉腋に1個つき、3〜10mmの花茎の先に黄白色で径3mm程度の花をつける。花冠は広鐘形で5深裂し、裂片は長さ約1.2mm、萼片より短い。雄しべは5個、花冠の内側につく。花柱は2個、糸状で裂片の間から出る。
果実は扁球形の2分果からなり、長さ約2mmで毛がある。種子は各分果に1〜2個入る。
- 分布・生育地 :
本州(西南部)〜沖縄 (国外:世界の亜熱帯、熱帯域) 道端や庭
- 花期 : 4〜8月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 1994年3月20日 鹿児島県奄美大島 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花 同 上 左下・葉 2018年11月2日 沖縄県西表島 右下・葉(裏) 年月日
- 撮影記 :
地面を覆っているチドメグサのような葉の間から、目立たない花が顔を覗かせていた。
後で調べてヒルガオ科の植物と知ったときは、新しい知識が増えたというより、「この花がヒルガオ科とは」とびっくりしたというほうが正解だ。
海外では芝生代わりに使うこともあるようだが、踏みつけにそんなに強いのだろうか。
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