ホシアサガオ(星朝顔)

Ipomoea triloba


ホシアサガオ1

  • 科名・属名
  • : ヒルガオ科 サツマイモ属

  • 特徴

  •  つる性の1年草。帰化。
     茎は無毛で、時として稜がある。
     葉は広卵形でやや5角形になり、長さ5〜11cm、全縁または3浅裂する。
     花は花柄の先に3〜5個束生する。花冠は淡紅色または紅紫色。花柄にいぼ状突起が少ない。果実は無毛または上部に短い毛が散生する。

  • 分布・生育地

  •  帰化(北アメリカ原産)
     本州(関東地方以西)〜沖縄
     荒地や道端

  • 花期
  • : 6〜10月(沖縄では1年中)

  • 撮影月日・場所

  •  2006年12月2日 沖縄県北大東島
     中 2005年4月22日 沖縄県石垣島
     下 2005年12月5日  同 上

  • 撮影記

  •  ヒルガオ科の帰化種のうち朝顔形の花をさかせる花は数種類あるが、マメアサガオとともに小さな花を咲かせる種類だ。
     紅紫色が、花の中心部に向って濃くなっていくことでマメアサガオの紅紫色花と区別できる。
     この写真は石垣島での撮影であるが、本土にも帰化していてたまに見かけることがある。
     葉は上、中の写真のような全縁のものと、下の写真のような3〜5裂するものまでいろいろある。

     2006年訪れた大東島では、サトウキビ畑と道路の間のあちこちでこの花が群生していた。

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ホシアサガオ2

ホシアサガオ3