マルバアサガオガラクサ(丸葉朝顔柄草)Evolvulus alsinoides var. rotundifolius |
|
ヒルガオ科 アサガオガラクサ属 長さ20〜70cmの多年草。 茎は散開して広がり、葉とともに銀色の長い絹毛が密生する。 葉は広卵形〜広卵状披針形で、長さ0.6〜2.5cm、幅0.5〜1cm。 花は葉腋や花茎の先に1〜3個つき、径6〜8mm、花冠は淡青色で5浅裂する。 果実(刮ハ)は長さ2.5〜4cm。 アサガオガラクサによく似ているが、全体に長い毛が多い。 沖縄(与那国島)(固有) 荒地や芝地 2005年4月23日 沖縄県与那国島 中 2005年4月24日 同 上 中の写真は拡大写真あり(写真をクリック) 下左・花 2013年12月17日 同 上 下右・葉 2005年4月24日 同 上 アサガオガラクサが沖縄各地に分布するのに対し、本種は与那国島の特産種である。ただ、自生地はそう多くはない。 アサガオガラクサとの違いは、右下の写真のように、長い銀色の花が密生することで、アサガオガラクサよりもはるかに密生している。 海岸近くの原野でこの花を見つけたものの、後回しにして他の花を撮影していると急に雲行きが怪しくなってきた。「これはまずい」と急いで撮影にかかったが雲が厚くなり、みるみるうちに花が閉じだしてきた。日が陰るとすぐに閉じてしまう特徴があるのだ。 やっと撮り終えると同時にスコールのような大粒の雨が降り出し、あわてて車に逃げ込んだ。 同じ科の仲間の花 |
|