ヤマビワソウ(山枇杷草)

Rhynchotechum discolor


ヤマビワソウ

  • 科名・属名

  •  イワタバコ科 ヤマビワソウ属

  • 特徴

  •  草丈30〜50cmの小低木。
     茎は太くて直立し、若いときは全体に黄褐色の毛が密生するが、のちにやや無毛になる。
     葉は互生し、長さ2〜7cmの葉柄があり、倒披針形〜長楕円状広披針形で、長さ10〜20cm、幅2.5〜6cm、下部は枝のほうへ細まり、やや尖った多数の鋸歯がある。
     花は葉腋に集散花序となり、まばらに多数の花をつける。花冠は白色、車状鐘形で、裂片は楕円形または広卵形。
     果実は球形で熟すと白色になる。

  • 分布・生育地

  •  沖縄  山地の林縁

  • 花期
  • : 6〜10月?

  • 撮影月日・場所

  •  2004年10月1日 沖縄県石垣島
     中・花 2006年10月10日 沖縄県西表島
     下・果実 2004年1月25日 沖縄県西表島

  • 撮影記

  •  花の時期は目立たないのに、実になると急に目立つ植物は多い。
     この花も、花の時期は葉の陰で下を向いて咲くので目立たないものの、実の時期になると玉のような白い実がやけに目に付く。
     最初に八重山諸島を訪れたのは冬だった。林道や登山道脇でこの実を見つけ、名前を調べた結果この花の果実であることがわかった。
     それ以来、花を撮影したいと思っていたが、秋、和名の由来となった「ビワ」の葉の陰に隠れているように咲いているこの花にやっと出会った。
     名前のよく似たミズビワソウは属も違い、はるかに大きい低本である。

    同じ科の仲間の花
花アップ

果実