コイワカガミ(小岩鏡)

Schizocodon soldanelloides forma alpinus


コイワカガミ

  • 科名・属名 : イワウメ科 イワカガミ属

  • 特徴 :
     草丈5〜10cmの常緑の多年草。
     葉は円形で2〜3cm、表面に強い光沢があり、縁には8個の尖った鋸歯がある。
     花は花茎の先に1〜5個、紅紫色の花をつける。
     イワカガミと区別しない考え方もあるが、鋸歯の数や生育環境などでその高山型を品種扱いとした。

  • 分布・生育地 :
     本州(中部地方、大峰山) (国外:日本固有)
     高山の岩場、雪田の周囲

  • 花期 :  6〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     2003年8月2日  長野県木曽駒ケ岳
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花 2015年6月1日  長野県北八ヶ岳
     下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     葉に光沢があり、それを鏡に例えているが、鏡になるほどでもないと思うが。
     高山帯の岩場や雪田周りに生え、イワカガミと区別がしにくいが、鋸歯や花の数も少ない。

  • 同じ科の仲間の花
花

葉