オオイワカガミ(大岩鏡)

Schizocodon soldanelloides var. magnus


オオイワカガミ

  • 科名・属名 : イワウメ科 イワカガミ属

  • 特徴 :
     草丈10〜30cmの常緑の多年草。
     葉は円形大型で長さ幅とも8〜12cmになり、多数の尖った鋸歯がある。
     花は茎の先に3〜10個つき、淡紅紫色で径1〜1.5cm。花色は濃淡色々ある。
     花の色が白いものがあり、
     シロバナオオイワカガミ(f. niveus)という。

  • 分布・生育地 :
     北海道南部〜本州(中部の日本海側) (国外:日本固有)
     山地の岩場、高山の草地

  • 花期 :   4〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 1997年4月29日  新潟県北魚沼郡
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・濃色花 2012年5月24日  滋賀県高島市
     左下・白花    同  上
     右下・葉 2017年6月28日  新潟県上越市

  • 撮影記 :
     雪の溶けたばかりの日本海側の林下に群生している場合が多い。
     オオイワカガミとの名があるようにイワカガミに似ているものの、はるかに大きな葉を付ける。
     花の色は淡紅紫色が基本であるが、濃紅紫色のもの(中の写真)や白色のもの(左下の写真)のように変化が多い。

  • 葉

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花(濃色花)

シロバナオオイワカガミ