シマイワウチワ(島岩団扇)

Shortia rotundifolia


シマイワウチワ1


  • 科名・属名 : イワウメ科 イワウチワ属

  • 特徴 :
     草丈5〜15cmの常緑の多年草。
     根茎は匍匐し、その先に新たにロゼットを形成する場合もある。
     葉は根元から放射状に10〜20個出し、葉身は卵円形〜楕円状円形で長さ3.5cm〜6cm。葉縁は波打つことがあり、6〜18対の低い鋸歯があり、表面は光沢がある。葉柄は長さ3〜8cm。
     花は花茎の先に1個下向きに咲き、白色で径約1cm未満。花冠は広鐘形で先は5裂し、各片はさらに細かく裂ける。仮雄しべはなく、雄しべは5個、裂開した葯は黄色。
     果実(刮ハ)は球形。
     別名 シマイワカガミ

  • 分布・生育地 :
     沖縄(沖縄本島、西表島) (国外:日本固有)
     渓流沿いの崖の林下、崖の斜面

  • 花期 :  6〜7(〜10)月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2004年10月4日  沖縄県西表島
     中・全体2 2005年9月25日  沖縄県国頭郡
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     左下・花 2004年10月4日  沖縄県西表島
     右下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     西表島の渓流沿いの岩場で本種の葉は見ていたが、いつも花はなくいつ咲くのだろうと思っていた。
     ある年、秋に咲くと聞いて出かけてみると、小さな白い花をつけていて、やっと花に出会うことができた。
     図鑑では夏季(6〜7月)と書かれているが、秋に咲いている場合が多いような気がする。
     本州にあるイワウチワは春に咲き、本種と異なり仮雄しべ(5本)があるので区別される。
     最近の図鑑では、変種とされていたアマミイワウチワは、本種の品種(f. amamiana)扱いにされている。

  • 葉

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シマイワウチワ2

花