シマイワウチワ(島岩団扇)

Shortia rotundifolia


シマイワウチワ

  • 科名・属名
  • : イワウメ科 イワウチワ属

  • 特徴

  •  草丈5〜15cmの常緑の多年草。
     葉は根元から放射状に10〜20個出し、卵円形〜楕円状円形で長さ2.5cm〜6.5cm。表面は光沢があり、低い鋸歯がある。
     花は花茎の先に白色の花をつける。花冠は鐘形で長さ5mm程度、仮雄蕊がない。
     別名シマイワカガミ。

  • 分布・生育地

  •  沖縄県 山地の崖地

  • 花期
  • : 7〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年10月4日 沖縄県西表島

  • 撮影記

  •  西表島の渓流沿いの岩場にある本種の葉は見ていたが、いつ咲くのだろうと思っていた。
     ある年、秋に咲くと聞いて出かけてみると、小さな白い花をつけていた。
     本州にあるイワウチワは春に咲き、本種と異なり仮雄蕊(5本)があるので区別される。

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