アラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草)

Rudbeckia hirta var. pulcherrima


アラゲハンゴンソウ1


  • 科名・属名 : キク科 オオハンゴンソウ属

  • 特徴 :
     草丈40〜90cmの多年草。帰化。
     茎はあまり分枝せず、葉とともに硬い開出毛がある。
     葉は互生、葉身は披針形〜長楕円形で先は鈍頭、縁には低い鋸歯がある。
     頭花は5〜7cm、舌状花は橙黄色で基部は褐色、筒状花は紫黒色。

  • 分布・生育地 :
     帰化(北アメリカ原産) (国外:北アメリカ、世界各地で逸出帰化)
     原野、法面、牧場

  • 花期 :   6〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2022年6月20日  埼玉県入間市
     中上・全体2(群落) 1991年8月18日  北海道根室市
     中下・全体3 2022年6月20日  埼玉県入間市
     (上、中上、中下は拡大写真あり、写真をクリック)
     左下・花、以下全て    同  上

  • 撮影記 :
     帰化はなんとなく敬遠していたため、種類の多いキク科の花は、以前何となく撮影したカットか、気づいてここ数年で撮影したものが多い。
     この花は以前住んでいた北海道で、見事な群落に出会って撮影したものである。
     よく似たオオハンゴンソウとは、葉が分裂しない、茎や葉に硬い開出毛が生えることなどが異なる。

  • 葉

    茎

    同じ科の仲間の花
アラゲハンゴンソウ2(群落)

アラゲハンゴンソウ3

花