オオハンゴンソウ(大反魂草)

Rudbeckia laciniata


オオハンゴンソウ

  • 科名・属名
  • : キク科 オオハンゴンソウ属

  • 特徴

  •  草丈1〜3mの多年草。帰化。
     根茎は横走し、茎を叢生する。茎は上部でよく分枝する。
     根生葉は2回羽状深裂し、長い柄がある。茎葉は互生し、羽状に5殻深裂し、裂片はさらに中裂する。
     頭花は長い柄の先に上向きに咲き、黄色で径6〜10cm。舌状花は6〜10個、筒状花は緑黄色で多数ある。
     果実(痩果)はやや扁平、4稜があり、長さ4〜6mm。冠毛は短い。

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(北アメリカ原産)
     湿った草地、川岸

  • 花期
  • : 7〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2013年8月17日  栃木県鹿沼市
     中・花、下・葉    同 上

  • 撮影記

  •  真夏の直射日光が当たる稜線の岩場、足元に気をつけながら緊張して歩いた。
     そのせいか、安全な平地に降りきるとドッと汗が吹き出してきた。
     今度は草いきれする山際の田んぼの中の道、違った意味で暑さが応える。
     そんな山際の溝の脇、この花が群生していた。
     アラゲハンゴンソウに似ているが、こっちの方は葉が分裂することが違う。
     元々は明治の中ごろに観賞用として持ち込まれたものが逸出し、現在では北海道〜九州に帰化しているが、単独で生えていることはまずなく、大群落を作っていることが多い。

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花

葉