ブタクサ(豚草)Ambrosia artemisiaefolia var. elatior |
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草丈30〜150cmの1年草。帰化。 茎は、普通開出する軟毛がある。 葉は下部では対生し、上部では互生し、2〜3回羽状深裂する。質は柔らかい。 頭花は雌雄同株で、雄頭花は細長い総状花序につき、径3〜4mm。雌花序は雄花序の下の葉腋に2〜3個つく。 花粉は球形の風媒花で、アレルギー性の花粉症の原因となっている。 帰化(北アメリカ原産) 道端、荒地 2006年9月16日 長野県大町市 中・雄頭花 2009年9月13日 静岡県静岡市 下・葉 同 上 春の花粉症はスギ花粉が主因とされているが、秋の花粉症はこの花が原因とされていた。 しかし、今、辺りを見回してもこの花を見ることは少なく、オオブタクサ(クワモドキ)と呼ばれる花が圧倒的だ。 帰化の1年草のためオオブタクサの勢いに負けてしまったのだろう。 多くの帰化植物が明治の開国により持ち込まれ、この花もその一つだが、江戸時代には花粉症はなかったのだろうか? 同じ科の仲間の花 |
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