ブゼンノギク(豊前野菊)

Aster hispidus var. koidzumianus


ブゼンノギク1

  • 科名・属名
  • : キク科 シオン属

  • 特徴

  •  草丈1〜1.5mの2年草。
     茎はよく分枝し、葉とともに無毛。
     下部の葉は花時には枯れ、中部の葉はさじ状線形で、長さ5〜7.5cm、幅7〜9mm。質はやや厚く全縁。
     頭花は枝先につき、淡紫色〜淡青紫色で、径3〜4cm。
     総苞は6.5〜7.5mm、総苞片は線形で2列。

  • 分布・生育地

  •  九州(北部)  岩場

  • 花期
  • : 10〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年10月6日 佐賀県
     中、下左右   同 上

  • 撮影記

  •  旧名ブゼン(豊前)の名がつくように大分県で発見され、分布の範囲は人によって異なるが、九州北部の山の岩場にだけ知られるヤマジノギクの変種で、全体無毛の葉の細い野菊である。
     佐賀県のある山の岩場に生育する野菊(本種としない考え方もある)を求めて撮影行の帰りに立ち寄ってみた。鋭い岩峰が林立し、紅葉の時期にはさぞ素晴らしいだろうと思ったが、時期的にはまだ早いため登山客も少なかった。
     事前の情報をもとにある登山道を行くと、岩場にキクの花が見えた。切り立った岩場の上であるが場所によっては近づけないことはない。恐る恐る近寄り、特徴ある細い葉を確認しながら撮影した。

    葉

    同じ科の仲間の花
ブゼンノギク2

花