エゾノサワアザミ(蝦夷の沢薊)Cirsium pectinellum |
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草丈0.5〜1.5mの多年草。 茎は細くて毛があり、上部にはクモ毛がある。 根出葉は花時には枯れ、茎葉は長楕円形で、櫛の歯状に深〜全裂し、裂片の幅は狭い。 頭花は多数、下〜横向きに咲き、径4〜5cm。総苞片は7列、線形で斜開するか中片と外片は湾曲する。 北海道 低地〜山地の湿原 1985年7月8日 北海道アポイ岳 下・花 1984年7月19日 北海道サロベツ湿原 北海道の湿地に生えるアザミで、チシマアザミに比べると、全裂する葉の裂片の幅が狭い傾向にある。 チシマアザミと同一という考え方もあったが、最近では別種として整理されているようだ。 サロベツ湿原で見かけた株はまだ咲き始めだったが、遠くまで高さの揃った草地の中でこの花だけが一段高く伸び、力強さを感じた。もう少し一生懸命写せばよかった。 同じ科の仲間の花 |