ハコネギク(箱根菊)

Aster viscidulus


ハコネギク1

  • 科名・属名
  • : キク科 シオン属

  • 特徴

  •  草丈35〜65cmの多年草。
     茎は叢生し、密に短毛がある。
     根出葉は花時には枯れ、中部の葉は卵状長楕円形〜披針状長楕円形で、長さ4〜7cm、幅1.5〜1.7cm。先は鋭頭で、両面に密に短毛があり、基部に近いところが最も広い。
     頭花は白色〜淡紫色、径2.3〜2.5cm。総苞は楕円形で粘りがあり、総苞片は4列、先は丸い。
     別名 ミヤマコンギク

  • 分布・生育地

  •  本州(関東、中部地方) 山地の草原、岩場

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1993年9月26日 神奈川県箱根
     中 1998年8月23日 静岡県天城山
     下 2008年9月16日 神奈川県箱根

  • 撮影記

  •  ケーブルカーが廃止されロープウエィだけで不便になった箱根駒ケ岳であるが、当時はまだケーブルカーが運行されていて、東京からは比較的短時間で山頂まで上がることができた。
     山頂付近は強風のためか草丈の低い草や笹で覆われている。遠くからでも草丈の高いハコネトリカブトが目につき、近づくと少し笹が薄くなった場所に、低い草丈のこの花が群生していた。
     ハコネ(箱根)の名前がつくように、駒ケ岳がタイプローカリティで、箱根地方では稜線の林縁や草原などでよく見られるが、関東地方西部〜中部地方にかけても分布していて、夏〜秋の初めにかけてよく目にする。

    同じ科の仲間の花
ハコネギク2

総苞