ハマアキノキリンソウ(浜秋の麒麟草)

Solidago virgaurea subsp. leiocarpa var. ovata


ハマアキノキリンソウ1

  • 科名・属名
  • : キク科 アキノキリンソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの多年草。
     葉は互生し、茎の中部に集まってつく。質は厚くて光沢が少なく、基部の葉は7〜10の鋸歯があるが、花序の葉はほとんど全縁。先は鈍形。
     頭花は茎頂に密に円錐花序となり、黄色で総苞は長さ5.5〜6mm。
     アキノキリンソウの海岸型といわれている。

  • 分布・生育地

  •  本州(房総半島〜伊豆半島)
     海岸の風衝草地

  • 花期
  • : 10〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年10月17日 千葉県銚子市
     中 2009年11月1日 神奈川県三浦半島
     下・葉 2009年10月17日 千葉県銚子市

  • 撮影記

  •  アキノキリンソウの海岸型といわれる。
     母種に比べると小型で葉が厚く、花や葉がまとまってつくというと特徴がある。
     この花は房総でも三浦半島でも、海岸を見下ろす風衝草地に咲いていた。
     こんな場所はいつも強い風が吹くため草丈は低いが、この花はそんな草に隠れるほど小さかった。

    同じ科の仲間の花
ハマアキノキリンソウ2

葉