ハナイソギク(花磯菊)Chrysanthemum × marginatum |
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草丈20〜60cmの多年草。 イソギクと栽培種のキクとの雑種で、イソギクの中に時々見られる。 茎は叢生し、曲がって斜上するか、時には崖から垂れ下がる。 葉はイソギクに似て倒披針形で先が浅裂するものが多いが、広卵形で浅〜中裂するものもある。裏面は毛が多くて銀白色。 頭花は密集してつき、イソギクの花に白い小さな舌状花がついた形である。 本州(千葉〜静岡県) 海岸 2008年11月9日 神奈川県横須賀市 中、下 同 上 ポツポツと小雨の交じる海岸、冷たい北からの海風も加わり、首をすくめるくらい寒い。 何ヶ所か探した場所でこの花を見つけることができず、以前見た記憶のあるこの海岸にやってきた。 歩き始めると岩上でこの花を見つけた。イソギクと栽培種の菊との雑種と言われ、小さな白い舌状花があるのが特徴だ。小さな花弁がついているだけで雰囲気がかなり異なり、遠くからでもこの花というのがわかる。 ここでは、他でも崖から垂れ下がった大株を目にすることができた。葉裏の銀白色と濃緑色の葉のコントラストが鮮やかだった。 同じ科の仲間の花 |
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