ハルジオン(春紫苑)Erigeron philadelphicus |
|
草丈30〜100cmの多年草。逸出帰化。 茎は開出する軟毛が多く、断面は中空。 根出葉と下部の葉は、長楕円形〜へら形で、鈍鋸歯があり、両面に軟毛がある。茎葉の基部は茎を抱く。 頭花は散房状につき、径1.5〜2.5cm。舌状花は糸状で、淡紅紫色〜白色。舌状花、筒状花とも、冠毛は長い。蕾のときは花序全体がうなだれる。 逸出帰化(北アメリカ原産) 道端、土手、草地など 1995年5月20日 東京都高尾山 中、下 2008年5月18日 栃木県大田原市 春から夏にかけて道端でよく見かけるこの花、白っぽいピンクの花が多いが、たまに写真のように濃いピンク色に出会う。こんな花を見ると、元は観賞用に持ち込まれたものだというのが実感できる。 よく似た花にヒメジョオン/a>というこちらもごく普通に見られる花があるが、違いはこの花が蕾のときは下を向いていることや、茎が中空(下の写真)であることなどだ。根出葉も花時まで残っている。 どちらも帰化種という意識が強かったせいか、ごく普通に見かけるにもかかわらずまともなカットがなく撮り直しが必要と考えている。 同じ科の仲間の花 |
|