ヒメジョオン(姫女苑)

Stenactis annuus


ヒメジョオン

  • 科名・属名
  • : キク科 ムカシヨモギ属
     ヒメジョオン属(Stenactis)の考え方あり

  • 特徴

  •  草丈30〜150cmの1〜2年草。帰化。
     茎には粗い毛があり、内部には白い髄が詰まっている。
     根出葉は花時には枯れ、茎葉は卵形〜倒披針形で、まばらに鋸歯がある。基部は茎を抱かない。
     頭花は枝先に多数つき、径約2cm。舌状花は白色〜淡紫色。舌状花の冠毛は長く、筒状花の冠毛は短い。蕾のときでも花序はうなだれない。

  • 分布・生育地

  •  帰化(北アメリカ原産)
     荒地、道端、川原など平地から山地まで

  • 花期
  • : 6〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年6月14日 東京都日野市
     中、下左右   同 上

  • 撮影記

  •  よく似たハルジオンが、花の盛期を過ぎた頃、道端にこの花が咲き始める。
     違いは茎を切ると、この花は中に白い髄が詰まっているのに対し、ハルジオンの茎は中空であることだ。
     他にもこの花の茎葉は茎を抱かないのに対し、ハルジオンは茎を抱く。
     市街地に帰化しているのは当然としても、あまり人の行かないような山の登山道際にも生えており、この花の生命力の強さには驚かされる。

    茎断面

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花アップ

葉アップ