ヘラバヒメジョオン(箆葉姫女苑)

Erigeron strigosus


ヘラバヒメジョオン

  • 科名・属名
  • : キク科 ムカシヨモギ属
     ヒメジョオン属(Stenactis)の考え方あり

  • 特徴

  •  草丈30〜100cmの1〜2年草。帰化。
     茎は上部で分枝し、短毛がある。
     葉はへら形〜線状披針形で、全縁のものが多い。
     頭花は散房状につき、径約1.5cm。舌状花は白色。
     ヒメジョオンによく似ているが、葉が全縁で鋸歯のないところが異なる。

  • 分布・生育地

  •  帰化(北アメリカ原産)
     川岸の土手、丘陵、高原

  • 花期
  • : 7〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年6月23日 東京都日野市
     下・葉 2009年6月14日   同 上

  • 撮影記

  •  ヒメジョオンによく似た花で、茎を切っても白い髄が詰まっているなど、花だけ見ているとあまり違わない。
     違いは、葉がほとんど全縁で、鋸歯がほとんどないことである。
     多摩川の土手には、この花とヒメジョオンが混生して咲いていて、近づいてみないとどちらかわからない。

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葉アップ