ホソバコンギク(細葉紺菊)

Aster microcephalus var. angustifolius


ホソバコンギク1

  • 科名・属名
  • : キク科 シオン属

  • 特徴

  •  草丈50〜100cmの多年草。
     葉は披針形で、長さ8〜10cm、幅1〜1.5cm。先は鋭尖頭で、質はやや硬く、両面に短毛がある。
     頭花は白色〜淡紫色で、径2〜2.5cm。総苞は半球形で、総苞片は2列。

  • 分布・生育地

  •  本州(神奈川県以西)四国、九州  川岸

  • 花期
  • : 8〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年9月28日 高知県幡多郡
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  高知県の山の中、縫うように流れる川は、上流にダムがないせいか水量は豊富だ。川中や周辺の岩場に、こうした環境に合わせて変化した渓流型と呼ばれる植物がいくつか見られる。
     岩場に下りて探すと、今回の目的であるナガバシャジンや残花のシチョウゲなどが見つかり、さらに葉の細いのが特徴の野菊も咲いていた。
     このあたりにはこの花があるという記録があったのでこの花と判断したが、この仲間は同定が難しくあまり自信はない。

    同じ科の仲間の花
ホソバコンギク2