ホソバエゾヒゴタイ(細葉蝦夷平江帯)

Saussurea yanagisawae f. angustifolia


ホソバエゾヒゴタイ1

  • 科名・属名
  • : キク科 トウヒレン属

  • 特徴

  •  草丈10〜25cmの多年草。
     ウスユキトウヒレンの品種とされ、葉が線状披針形で基部は葉柄に向かって伸びるということが特徴である。
     葉は両面とも緑色。

  • 分布・生育地

  •  北海道  高山の砂礫地、草地

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  1980年7月29日 北海道大雪山
     下 1980年7月28日   同 上

  • 撮影記

  •  大雪山の砂礫地に生えているウスユキトウヒレンは、葉の形や葉裏の毛などに変異が多く、図鑑によれば数種類の品種が知られている。
     しかし、初めてこの山を訪れたhanamistにとっては、見る花見る花全てが珍しく、葉の形や毛などをチェックし、品種を確認しながら撮影する余裕はなかった。
     いくつかの品種は撮影したものの見逃した品種は多く、久し振りに訪れたいという気持ちは強いが、山小屋の階段で寝るというような混雑振りを聞くと、行く気が萎えてしまう。

    同じ科の仲間の花
ホソバエゾヒゴタイ2