ホソバハグマ(細葉白熊)

Ainsliaea faurieana


ホソバハグマ1

  • 科名・属名
  • : キク科 モミジハグマ属

  • 特徴

  •  草丈15〜40cmの多年草。
     茎は叢生し、葉腋に褐色の毛がある以外は無毛。
     葉は茎の中部付近に多数つき、線形で長さ4〜8cm、幅5〜7mm。
     頭花は総状または複総状に多数つき、3小花からなり、花冠は白色で径7〜8mm。筒部は4〜5mm。

  • 分布・生育地

  •  九州(屋久島)(固有)  岩上

  • 花期
  • : 7〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年11月12日 鹿児島県屋久島
     上は拡大写真あり(写真をクリック)
     下  同 上

  • 撮影記

  •  屋久島はいつ出かけても固有種が出迎えてくれる。
     宮之浦岳のヤクシマシャクナゲや高山植物など、春から夏に出かけることが多いが、秋にも多くの花を見ることができる。
     この花は、白谷雲水峡や屋久杉ランドなどでも、谷沿いの岩上でよく見かける。
     夏にもいくらか咲いているが、花の盛りはやはり秋で、多くの花をつけた株を見ることができる。

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ホソバハグマ2