イヌキクイモ(犬菊芋)

Helianthus strumosus


イヌキクイモ

  • 科名・属名
  • : キク科 ヒマワリ属

  • 特徴

  •  草丈1〜2mの多年草。帰化。
     茎はほとんど無毛で平滑、根茎はごく小さいかまたはない。
     葉は上部では互生し、広披針形〜長楕円形で、長さ6〜12cm。
     頭花は分岐する茎の上部につき、径6〜6cm、舌状花は黄色で8〜15個。舌状花の先端はやや尖る。

  • 分布・生育地

  •  帰化(北アメリカ原産)  空地、土手、草原

  • 花期
  • :  7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2014年10月17日  茨城県下妻市
     中・花 2014年10月8日  神奈川県川崎市
     下左・葉 2014年10月17日  茨城県下妻市
     下右・根茎    同  上

  • 撮影記

  •  キクイモに非常によく似ていて、区別は難しい。
     ここでは、舌状花の数が10個以下で、花弁の先がやや尖っているという特徴や根茎の小さいことなでを基準に同定したが、個体差もあり同定に自信は持てない。
     キクイモは根茎が肥大し、戦中や戦後は食用としたのに対し、この花は根茎が小さくて役に立たないことからイヌ(犬)という名がつけられている。

    根茎

    同じ科の仲間の花
花

葉