カズザキコウゾリナ(数咲髪剃菜)

Blumea lanceolaria


カズザキコウゾリナ

  • 科名・属名
  • : キク科 ツルハグマ属

  • 特徴

  •  草丈80〜150cmの多年草。
     茎は直立し、全体に毛がある。
     葉は下部のものは倒披針状長楕円形で粗い鋸歯縁となり、オオキバナムカシヨモギより幅が狭い。
     頭花は大きくて疎らな円錐花序となって多数つき、黄色で総苞は長さ6〜8mmと小さく、花柄は明らか。

  • 分布・生育地

  •  沖縄(八重山諸島)  林縁、道端

  • 花期
  • : 2〜4月

  • 撮影月日・場所

  •  2014年3月21日  沖縄県石垣島
     中・花序、下左・花    同  上
     下右・葉    同  上

  • 撮影記

  •  当初、別の花を本種としてアップしていたが、石垣島で花仲間からこれが本種だと教えられ、1年ほど前に削除した。
     その時見た株が花をつける頃を狙って、花の撮影に島を訪れた。
     多分花が咲いているだろうと思っていたが、南の島の花は天候によって花期が大幅にズレる。花を見るまで心配だった。
     沢の中を歩き、たどり着いた沢沿いの林下、オオキバナムカシヨモギそっくりの花が咲いていた。

    葉

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花序

花