キクバヒヨドリ(菊葉鵯)

Eupatorium laciniatum var.dissectum


キクバヒヨドリ1

  • 科名・属名
  • : キク科 ヒヨドリバナ属

  • 特徴

  •  草丈50〜100cmの多年草。
     葉は対生し、普通3裂し、裂片は長楕円形〜披針形で、サケバヒヨドリによく似ている。違いは葉裏に腺点があることである。
     頭花は茎頂に散房状につき、白色で小花は5個。

  • 分布・生育地

  •  本州(近畿地方以西)〜九州  山地

  • 花期
  • : 9〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年9月21日 鹿児島県高隈山
     下 2005年8月5日 愛媛県東赤石山

  • 撮影記

  •  東日本にはヒヨドリバナ属で葉の裂ける種類は少ないが、西日本には本種だけでなく色々な仲間が知られている。
     一番よく似ているのはサケバヒヨドリで、本種には葉裏に腺点があるが、サケバにはないということが異なっている。他にもこの花の葉の方が薄いという感じがする。
     いずれにしても、一番の違いである葉の腺点の写真を撮っていないというのは大いに反省している。

    同じ科の仲間の花
キクバヒヨドリ2