コケセンボンギク(苔千本菊)Lagenophora lanata |
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草丈3〜12cmの多年草。 根出葉はロゼット状になり、倒卵形〜へら形で、長さ12〜30mm、幅7〜15mm。葉身は軟毛が密生し、茎に向かってしだいに狭まり、はっきりした葉柄はない。 頭花は茎頂に単生し、舌状花は白色で、径4〜5mm。筒状花は長さ約1.5mm。 そう果は長さ約2.5mm、冠毛はなく、腺点がある。 本州(広島県)、九州〜沖縄 低地〜山地の明るい草地 2009年6月20日 鹿児島県奄美大島 中、下 同 上 もう花は終わっているだろうと思ったが、沖縄でよく見かけるコケセンボンギクモドキ(仮称)との葉の違いを確認しておこうとあたりを探した。 すぐに葉は見つかった。葉柄があるモドキに比べ、さじ形の葉は葉身が段々狭くなっていてはっきりした葉柄はなく、違いは明確だった。 花の終わったばかりの株もあったので、日当たりの悪い場所なら花もあるかもと探すと、草地に溶け込むように咲く小さな花が見つかった。花茎は5cm程度でそのつもりで探さないとわからないような花だった。 花は遅いだろうと思っていただけに大喜び。花弁が外に巻き、やや遅めの花であったが、花はやはりモドキとよく似ていた。 同じ科の仲間の花 |
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