コモチミミコウモリ(子持耳蝙蝠)

Cacalia auriculata var. bulbifera


コモチミミコウモリ1

  • 科名・属名
  • : キク科 コウモリソウ属

  • 特徴

  •  草丈60〜120cmの多年草。
     ミミコウモリの変種で、葉柄の基部にむかごができるという特徴がある。

  • 分布・生育地

  •  北海道   山地の林下、林縁

  • 花期
  • : 8月

  • 撮影月日・場所

  •  1982年8月8日 北海道夕張岳
     下  同 上

  • 撮影記

  •  花の写真撮影を始めて数年たった頃、それまで頻繁に通っていた本州(中部や東北地方の山)から、初めて北海道に足を伸ばした。
     初めて訪れた大雪山の高山植物のスケールに感動し、その後数年間、北海道の花の山を尋ね歩いた。
     今は遊歩道やロープが張られ、足を踏み入れることができない夕張岳の核心部も、当時は規制されている場所は少なかった。
     この山でも多くの初めての出会いの花があったが、この花もほとんど登山者に出会わない8月の登山道の途中で出会った。
     特徴の葉腋のムカゴのアップは撮影しなかったが、全草の写真でもムカゴがはっきりわかる。

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コモチミミコウモリ2