クザカイタンポポ(区界蒲公英)Taraxacum kuzakaiense |
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草丈30cm程度の多年草。 葉は倒披心形〜披針形で、長さ20〜30cm、幅2〜8cm。縁は羽状に深裂するか歯牙がある。 頭花は花茎の先に1個つき、黄色で径約4cm。舌状花の先は黒ずむ。総苞片は反り返らず、外片は内変の1/2長。 本州(岩手県) 草原、林縁 2008年5月25日 岩手県 中・花 同 上 下・総苞 同 上 5月末に青森県に撮影に出かけた際、東北地方北部にだけ知られるこの花の撮影のため、岩手県に立ち寄った。 天気予報は雨時々曇りで、降水確率70%、晴れていないと開花しないタンポポの撮影には最悪の日和である。朝方降った雨で道路は濡れているものの、「晴れ男」を信じ現地へ向かうと、曇りながら薄日も差してきた。 明るい林下を進むと、数株の黄色のタンポポが目に入ってきた。遠めにも開花していることがわかりホッとする。 全体にエゾタンポポに似た感じで、花弁の先がわずかに黒ずんでいる。イメージではもっと黒っぽいものだっただけに、ちょっと拍子抜けした。個体差があるのかもしれない。 それでも、遠路はるばるやってきたhanamistを歓迎するかのように、悪天の予報の中咲いていてくれた花に感謝し、目一杯撮影した。 同じ科の仲間の花 |
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