マメカミツレ(豆かみつれ)

Cotula australis


マメカミツレ

  • 科名・属名 :
     キク科 タカサゴトキンソウ属

  • 特徴 :
     草丈5〜25cmの1年草。帰化。
     茎は細く基部から多数分枝して地を這い、上部は斜上し、全体に白色の軟毛がある。
     葉は互生し、楕円形で2回羽状深裂し、長さ2〜6cm。終裂片はは線形〜線状披針形。
     頭花は5〜10cmの柄の先につき、緑黄色で径4〜8mm。黄白色の両性の筒状花のみからなる。総苞片は緑色で花より大きい。

  • 分布・生育地 :
     帰化(オーストラリア原産)  道端、空地

  • 花期:  ほぼ1年中

  • 撮影月日・場所 :
     2008年3月15日  東京都千代田区
     中・花、下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     都内の事務所の近く、都内でも屈指の交通量の多い道路の街路樹の根元にイヌコハコベとともに咲いていた。
     すぐに帰化とわかり調べると、オーストラリア原産で都市部の路傍に帰化しているとあった。
     撮影に出かけた土曜日は、ちょうど近くの女子大の卒業式で、晴れ着に着飾った女子大生がひっきりなしに通る中、地面に這いつくばって撮影するのは気が引けた。
     自宅近くの道端では見ることはないのに、こんな大都会の真ん中に帰化しているのは何となく不思議な感じがした。
     ハーブのカモミール(カミツレ)に似て、それを少し小さくしたようなのでこの和名がつけられている。

  • 同じ科の仲間の花
花

葉