ミネウスユキソウ(峰薄雪草)

Leontopodium japonicum var. shiroumense


ミネウスユキソウ1

  • 科名・属名
  • : キク科 ウスユキソウ属

  • 特徴

  •  草丈10cm程度の多年草。
     ウスユキソウの高山型で、全体が小型で茎は叢生する。
     頭花は数個が集まってつき、花柄はないかまたはごく短いのが特徴。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東北部、中部地方)
     高山の岩場や礫地

  • 花期
  • : 8月

  • 撮影月日・場所

  •  1979年8月15日 山梨県北岳
     中、下 1983年8月21日 長野県白馬岳

  • 撮影記

  •  ウスユキソウの高山型で、エーデルワイスの仲間ではあるものの、苞葉の綿毛も少なく何となく乾いた感じで、可愛らしさという点では今一歩である。
     高原など日本全土に分布するウスユキソウとの違いは、本種が中部地方の高山だけに生え草丈が10cm程度と小さく、頭花に柄がない点である。
     苞葉の幅は細いのから丸いのまで色々あり、生育地ごとにも少し異なるようだ。

    同じ科の仲間の花
ミネウスユキソウ2

花アップ