ミツバサワヒヨドリ(三つ葉沢鵯)

Eupatorium lindleyanum f. trisectifolium


ミツバサワヒヨドリ1

  • 科名・属名
  • : キク科 ヒヨドリバナ属

  • 特徴

  •  草丈40〜90cmの多年草。
     サワヒヨドリの品種で、葉が3全裂するのが特徴である。
     それ以外はサワヒヨドリと変わらない。

  • 分布・生育地

  •  日本全土  日当たりのいい湿地

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1986年8月23日 神奈川県箱根
     下 12008年8月3日 群馬県尾瀬ヶ原
     下・左右 2010年8月21日 新潟県十日町市

  • 撮影記

  •  湿地に生えるサワヒヨドリの葉が対生で単葉であるのに対し、この花は葉が3全裂することで変種(var.)とされている。
     しかし、いろいろな考え方があり、品種の扱いにや品種にも位置づけない整理もあるようだ。
     葉のほかには違いはないが、これまで出会った場所からみると、同じ日当りのいい湿地でも、この花の方がやや水に浸かるような湿った場所に生えていることが多いような気がする。

    葉

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ミツバサワヒヨドリ2

花