ニシヨモギ(西蓬)

Artemisia indica


ニシヨモギ

  • 科名・属名
  • : キク科 ヨモギ属

  • 特徴

  •  草丈50〜100cmの多年草。
     茎は叢生し、よく分枝する。
     茎の中部の葉は、楕円形で長さ6〜12cm、幅4〜8cm。羽状深裂する。
     頭花は大きな円錐花序となって多数つき、幅2.5〜3mmとヨモギの幅1.5mmに比べ大きい。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方以西)、九州、沖縄
     山野

  • 花期
  • : 9〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年12月19日 沖縄県西表島
     下・頭花   同 上

  • 撮影記

  •  ヨモギと同じとする考え方もあるが、西日本〜沖縄に分布する頭花の幅の大きいものを、本種とする考え方がある。
     ヨモギ属は高山性のものを除けば、目立たない花をつける地味なものが多く、本種にしても図鑑をチェックしていて初めて気がついたくらいだった。
     したがって、これまでも何度も見かけていたにもかかわらず、一度もカメラに収めることなかったが、冬の八重山諸島の道端でやっと撮影した。

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花