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- 科名・属名 : キク科 ノゲシ属
- 特徴 :
草丈50〜100cmの2年草。史前帰化。
茎は柔らかくて太く、中空で稜がある。茎や葉をちぎると白い汁が出る。
葉は柔らかく、長さ15〜25cm、幅5〜8cm。羽状に切れ込み、縁には不揃いの鋸歯があり、先は刺状になるが痛くない。葉の基部は尖った耳状になって茎を抱く。
花は茎頂につき、黄色で径約2cm。総苞は長さ1.2〜1.5cm。
果実(痩果)じは褐色、長さ約3mm、先は切形。冠毛は白色。果実が熟すと総苞片は反り返って果実を散らす。
別名 ハルノノゲシ
- 分布・生育地 :
日本全土(ヨーロッパから全世界に広がり、日本には古い時代に中国から帰化) (国外:全世界に帰化) 道端、畑の縁、荒地
- 花期 : 4〜7月(暖地では1年中)
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2008年3月30日 東京都日野市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花 2018年3月28日 東京都八王子市 左下・総苞、右上・葉 同 上 右下・葉基部 年月日 2008年3月30日 東京都日野市
- 撮影記 :
別名ハルノノゲシといわれるが、春だけに咲くのではなく、春から秋、時には真冬でも花を見かけることがある。
市街地でも田畑でもよく似たオニノゲシとともにごく普通に見られる。
違いはいろいろあるが、この花は刺も少ないうえに触っても痛くないことや、茎を抱く葉の基部の先が円くならないなどが簡単で見分けやすい。
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