オキナワギク(沖縄菊)

Aster miyagii


オキナワギク1

  • 科名・属名
  • : キク科 シオン属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの多年草。
     茎は単一か、2〜3枝を出し、密に毛があり、走出枝を出してその先に葉をつけて増える。
     根出葉はロゼット状、円形〜倒卵形で、長さ1〜3cm。長い柄があり、質は厚く、全縁または1〜2個の鋸歯があり、両面に毛がある。茎葉は少なくて小さくさじ形。
     頭花は径約2.5cm。舌状花は白色で1列、筒状花の花冠は、長さ4.5〜5mm。
     そう果は倒披針形で、長さ3.5mm、密に毛がある。

  • 分布・生育地

  •  奄美大島、徳之島、沖縄島
     海岸の岩上、崖

  • 花期
  • : 10〜1月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年12月8日 沖縄県沖縄島
     中 1997年10月26日 鹿児島県奄美大島
     上2枚は拡大写真あり(写真をクリック)
     下・花   同 上
     下右・葉 2007年10月28日 沖縄県沖縄島

  • 撮影記

  •  奄美の海岸では、潮を被りそうな海岸の岩場に点々と少数の花が見られただけで、希少種であることを実感させられた。
     その後訪れた沖縄の自生地は、海岸にそそり立つ崖で、遠くから見ても白くみえるほど群落で咲いていて圧倒された。
     花が終わる頃になると匍匐枝を伸ばし、その先に新しいロゼットを作って増えるという他の仲間にはない特徴があるので、環境さえ合えばどこでも群落となってもおかしくはないが。
     ところがどういう訳か、沖縄でも奄美でも、この花の生育地は島の東部海岸で、西海岸には分布していない。逆に同じように海岸近くに生えるイソノギクは、西海岸でしか見られない。どんな理由かわからないが、面白いものだ。

    葉

    同じ科の仲間の花
オキナワギク2

花