オナモミ(おなもみ)Xanthium strumarium |
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草丈20〜100cmの1年草。古代の帰化。 葉は互生し、卵状三角形で長さ6〜15cm、3〜5浅裂し不揃いの粗い鋸歯がある。葉には長い柄があり、両面に剛毛があってざらつく。 頭花は枝先に雄花序が基部に雌花序があり、雄頭花は両性で白色の筒状花からなり、雌頭花は壺形に合着して果苞となる。 果苞(果実)は刺や嘴を含め長さ9〜18mm。 古代に帰化(アジア大陸原産) 日本全土 道端、荒地 2008年8月17日 神奈川県三浦半島 下・果苞 同 上 オオオナモミに押され見かけることの少なくなったこの花、神奈川県で唯一記録があるのは海岸を訪れた。 ここにはこの花とオオオナモミが混生しており、果苞(果実)が小さく(15mm以下)嘴も短いのがこの花の特徴なので、ものさし片手にイガの大きさを測りながら探す。 しかしなかなかそれに該当する株が見当たらない。やっとのことで大きさ15mm程度のイガを見つけ撮影したが、本当にこの花なのかどうか自信は持てない。 オオオナモミと区分しない考え方もあるようで、多くの花を見ているうちにそれが正しいような気がしてきた。 同じ科の仲間の花 |