サンインギク(山陰菊)Chrysanthemum indicum var. aphrodite |
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草丈40〜100cmの多年草。 シマカンギクの変種で、全体に大きく、葉は長さ5〜7cm、裏面は白っぽい。 頭花はやや散房状につき、舌状花は白色か黄色で、径3〜4cmとシマカンギクよりやや大きい。 最近出版された「日本の野菊」(山と渓谷社)では、雑種という扱いがされているが、シマカンギクの変種という考え方に従った。 本州(富山県〜山口県) 海岸(内陸部にも) 2003年11月15日 富山県氷見市 下 同 上 この花の北限とされている富山県の海岸を訪れた。気圧配置によってはどんより曇り、時雨てもおかしくない時期であったが、幸いにも小春日和の温かい一日だった。 海沿いを歩くと崖の上に黄色のキクが点々と見られたが、思ったより少ない。地元の方に聞くと、道路が付け替えられ、沢山あった場所は削られてしまったのこと。 それでも、何とか撮影することができたが、この辺りの花は純粋種ではなくイエギクとの雑種という考え方もある。一度名前の由来である山陰地方の海岸で見たいものだ。 同じ科の仲間の花 |