セトノジギク(瀬戸野路菊)

Chrysanthemum japonense var. debile


セトノジギク

  • 科名・属名
  • : キク科 キク属

  • 特徴

  •  草丈60〜90cmの多年草。
     ノジギクの変種で、ノジギクによく似ているが、葉が薄く、花の数が少ないという違いがある。
     ただし、最近ではノジギクと同じものとして整理されている図鑑が多く、分ける必要はないのかもしれない。

  • 分布・生育地

  •  本州(瀬戸内海沿岸)、四国(愛媛県)
     海岸の崖や傾斜地

  • 花期
  • : 10〜12月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年11月27日 愛媛県松山市
     中・花裏、下・葉裏  同 上

  • 撮影記

  •  朝のうちはわずかに日差しも見られたのに、目的地に着くころには今にも降り出しそうな怪しげな空模様に変ってきた。
     イヨアブラギクを求めて入った山道で、最初に出会ったのがこの花だった。撮り終えて辺りを見回すと、木立越しに目的の黄色い花も見えた。
     最近はノジギクと同じと整理されている図鑑も多いが、葉が薄く、花数が少ないということで以前の図鑑などでは変種扱いされている。ここでもノジギクに含めるのが適切かもしれないが、一応分けてアップしてみた。

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