シマコガネギク(島黄金菊)Solidago virgaurea subsp. asiatica var. insularis |
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草丈15〜70cmの多年草。 葉は卵形〜披針形で、長さ7〜9cm。先は鋭頭〜鋭尖頭。質はやや厚くやや光沢があり、縁には内側に曲る鋸歯がある。 頭花は密集するか散房状につき、黄色で径12〜15mm。総苞は広鐘形で、総苞外片は4列。そう果は長さ3.5mmの冠毛がある。 九州(屋久島以南)〜沖縄 山野 1994年12月23日 鹿児島県奄美大島 下 同 上 ほとんどの野の花は見られなくなり、すっかり暇をもてあましていた12月末、「ある花が咲いている」との電話に誘われ、奄美大島まで足を伸ばした。 目的の花は原生林の奥、東京からその日の内にたどり着けるような場所ではない。初日は海岸を尋ねて見ることにした。 さすがに南国、海岸の岩上や草地にはまだ数多くの花が咲き残っていた。どの花も本州で見る花とは何となく違うような気がして撮りまくった。 この花アキノキリンソウと同じという考え方もあり、違いはよくわからない。 同じ科の仲間の花 |