シュンジュギク(春寿菊)Miyamayomena savatieri subsp. pygmaeus |
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Aster(シオン)属に整理する考え方あり ミヤマヨメナの蛇紋岩地で変形したもので、全体に小さくて花は径約2cm程度、葉に強い光沢があって紫色をおび、鋸歯も深く鋭いのが違い。 本州(中部地方以西)四国 山地の湿った林下 2009年5月31日 徳島県名西郡 中2011年9月18日 同 上 下・左右 2009年5月31日 同 上 つい最近まで、小さな草丈の可愛らしいこの花は、シンジュキク(真珠菊)とばかり思っていた。実際シンジュギクと書かれた文献も多く目にする。 正しくは表題に書いたとおりで、「春」咲き始め、花期が長いことから「寿」と名付けられたようだ。 この花ミヤマヨメナの蛇紋岩変形植物とされ、草丈が10cm程度と小さく、葉に光沢があることなどが特徴とされている。 図鑑によってはこの花を狭義に解釈し、東海地方と四国の蛇紋岩地帯に生育するものだけがこの花にあたり、西日本などの石灰岩や花崗岩地帯に分布するのはミヤマヨメナとされている。ここでは多くの図鑑の広義の解釈に従い、西日本の蛇紋岩地帯以外でも、上記のような特徴を持つ花は本種との整理に従った。 2009年、四国の蛇紋岩地帯でもこの花を撮影した。今度は花も葉もしっかり撮影した。 同じ科の仲間の花 |
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