タイワンヒヨドリ(台湾鵯)

Eupatorium formosanum


タイワンヒヨドリ

  • 科名・属名
  • : キク科 ヒヨドリバナ属

  • 特徴

  •  草丈30〜100cmの多年草。
     茎は束生し、多少分枝する。
     葉は対生し、広卵形で3裂し、長さ5〜10cm、幅2〜3cm。長い葉柄がある。
     頭花は密な散房花序となり、花冠は白色で、長さ3〜3.5mm、5裂する。小花は5個、総苞は2〜3列。
     別名 タイワンヒヨドリバナモドキ

  • 分布・生育地

  •  沖縄  路傍、林縁

  • 花期
  • : ほぼ1年中(ピークは秋〜冬?)

  • 撮影月日・場所

  •  2003年12月13日 沖縄県西表島
     下・花 2006年3月21日   同 上

  • 撮影記

  •  秋から春にかけて沖縄の道を走っていると、道端でヒヨドリバナによく似た花を見かける。
     花だけ見ればヒヨドリバナであるが、写真でもわかるように葉が3裂するのが特徴で、葉の裂けないヒヨドリバナとは異なる。
     タイワンヒヨドリバナモドキともいい、(ある本では、タイワンヒヨドリとモドキは葉の裂け方に違いがあると記されていたが、ここでは同一種の考え方を採った)比較的よく見かけるだけに、特別美しい花ではないが、1カットは押えておきたい。

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花