タカネコウリンギク(高嶺紅輪菊)

Tephroseris flammea subsp. flammea


タカネコウリンギク1

  • 科名・属名
  • : キク科 コウリンカ属
     (キオン属Senecioの分類の考え方あり)

  • 特徴

  •  草丈15〜40cmの多年草。
     茎に密に長い縮れた毛があり、くも毛もある。
     葉は互生し、長卵形で、縁には小さな鋸歯がある。
     頭花は茎頂にやや散房状に2〜7個つき、舌状花、筒状花ともオレンジ色で、径2.5〜4cm。舌状花はやや反り返って咲く。

  • 分布・生育地

  •  九州  山地の草原

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年8月9日 熊本県阿蘇
     中   同 上
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  阿蘇外輪山の外側が霧と雨だったのがうそのよう、カルデラ内は所々雲が切れ青空も顔を覗かせていた。
     これならと予定通り山に入り、目的の花を探すがそれらしき花は全く見当たらない。やはり時期が早かったのかとあきらめて戻る途中、一人の女性が登ってくるのに出会った。「こんな天気の日に登ってくるとは・・」、ひょっとしたら目的は同じかもしれないと声を掛けた。
     予想通り、この花の確認に訪れた地元の方だった。「咲いているはずですよ」との答えに元気百倍。後に続いて登っていくと、先ほど引き返した場所のほんの少し先、オレンジ色の花が目に入った。
     本州の高原に咲くコウリンカにそっくりの花。違いは少し小さいことと、茎に毛が密生していることだ。咲き始めの花はまだ花弁が反り返ることもなく、日差しも霧に遮られて柔らかな雰囲気そのままを撮影することができた。

    同じ科の仲間の花
タカネコウリンギク2

花