タカネヨモギ(高嶺蓬)Artemisia sinanensis |
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草丈20〜50cmの多年草。 茎は叢生し、ロゼットをつける短茎と花をつける茎がある。 ロゼットや花茎の下部の葉は、長さ12〜15cm。3回羽状全裂し、裂片は線形で幅約1mm。両面に絹毛がある。 頭花は総状〜複総状花序となり、径12〜14mmの花を多数つける。総苞片は3列。 本州(中部、東北地方) 高山の礫地 1979年8月15日 山梨県北岳 下・花 同 上 本州の高山系のヨモギの仲間は何種類かあるが、この花のように葉が細かく裂け線形になる種は、他にはキタダケヨモギくらいしかないのでわかりやすい。 また、高山植物の多くが北海道ににも分布するか、似た花があるのに対し、この花は中部〜東北地方の山でしか見られない。 南アルプスの北岳の頂上付近は、大きなお花畑はないものの、色々な種類がみられ箱庭のようだ。 そんな中、注意してみているとこの花も見つかる。 同じ科の仲間の花 |