- 科名・属名
: キク科 コウモリソウ属
- 特徴
: 草丈25〜80cmの多年草。地下茎を伸ばして増えるため群生することが多い。
葉はモミジガサに似て掌状に中裂するが、やや小振りで長さ3.5〜10cm、幅5〜17cm。葉脈が裏面に隆起する。
花は枝先に円錐花序となり、白い花を多数つける。総苞は長さ5〜6mmとモミジガサより短く、逆に筒部の狭い部分は長い。
- 分布・生育地
: 本州(関東〜近畿地方の太平洋側)、四国、九州 山地の林下
- 花期
: 8〜9月
- 撮影場所・月日
: 1993年9月5日 静岡県伊豆半島 右 同 左(右は拡大写真あり、写真をクック)
- 撮影記
:
モミジガサによく似た花で、全体に小さく、やや弱々しい。
和名のテバコは高知県の手箱山で発見されたことによる。
伊豆半島の山中では、所々でこの花が見られたが、葉裏の葉脈の隆起は撮影しないままで、撮り直しが必要だ。
同じ科の仲間の花
|