ツルセンダングサ(蔓栴檀草)

Calyptocarpus vialis


ツルセンダングサ

  • 科名・属名

  •  キク科 ツルセンダングサ属

  • 特徴

  •  長さ30〜50cmの多年草。帰化
     全体に伏毛が疎らにあり、茎はよく分枝して地を這い、節から根を出し、先端部は斜上する。
     葉は対生し、倒卵形〜三角状倒卵形で、長さ1〜5cm、幅0.5〜3cm。先は鋭形で縁の上部2/3に浅い鋸歯がある。葉柄は短い。
     頭状花は葉腋から伸びた細い花柄の先につき、黄色で径約1〜2cm。舌状花は数個で平開する。
     果実は扁平な長楕円形で、先端に2個の刺がある。
     別名 ミチバタギク

  • 分布・生育地

  •  帰化(熱帯アメリカ原産)  道端

  • 花期
  • : 5〜10月?

  • 撮影月日・場所

  •  2013年6月28日 沖縄県浦添市
     中・花、下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  その生え方はいかにも帰化植物といった感じで、歩道と人家の狭い隙間に根を下ろし、道路側に茎を伸ばし広がっていた。
     花だけ見るとフシザキソウに似ているが、茎が這い紫色を帯びていることが異なる。
     私の持っている図鑑の中で「日本帰化植物写真図鑑」(全国農村協会刊)だけにこの花のが掲載されていて、特徴もそこから引用した。
     年々新しい帰化植物が発表されているが、沖縄には本州では見られない帰化植物が多く見られ驚かされる。

    同じ科の仲間の花
花

葉