ツルセンダングサ(蔓栴檀草)Calyptocarpus vialis |
|
キク科 ツルセンダングサ属 長さ30〜50cmの多年草。帰化 全体に伏毛が疎らにあり、茎はよく分枝して地を這い、節から根を出し、先端部は斜上する。 葉は対生し、倒卵形〜三角状倒卵形で、長さ1〜5cm、幅0.5〜3cm。先は鋭形で縁の上部2/3に浅い鋸歯がある。葉柄は短い。 頭状花は葉腋から伸びた細い花柄の先につき、黄色で径約1〜2cm。舌状花は数個で平開する。 果実は扁平な長楕円形で、先端に2個の刺がある。 別名 ミチバタギク 帰化(熱帯アメリカ原産) 道端 2013年6月28日 沖縄県浦添市 中・花、下・葉 同 上 その生え方はいかにも帰化植物といった感じで、歩道と人家の狭い隙間に根を下ろし、道路側に茎を伸ばし広がっていた。 花だけ見るとフシザキソウに似ているが、茎が這い紫色を帯びていることが異なる。 私の持っている図鑑の中で「日本帰化植物写真図鑑」(全国農村協会刊)だけにこの花のが掲載されていて、特徴もそこから引用した。 年々新しい帰化植物が発表されているが、沖縄には本州では見られない帰化植物が多く見られ驚かされる。 同じ科の仲間の花 |
|