ツツザキヤマジノギク(筒咲山路野菊)

Aster hispifus var. tybulosus


ツツザキヤマジノギク

  • 科名・属名
  • : キク科 シオン属

  • 特徴

  •  草丈30〜100cmの2年草。
     根出葉は花時には枯れ、葉は倒披針形〜線形で、長さ4〜7cm、幅4〜20mm。
     頭花は、淡青紫色、径約4cm。舌状花は筒状になるか、先が不規則に分裂する。
     花の白いものがあり、シロバナツツザキヤマジノギクという。
     別名 イナノギク

  • 分布・生育地

  •  本州(長野県南部)  川原の土手、草地

  • 花期
  • : 9〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2010年10月23日 
     中、下・左右   同 上

  • 撮影記

  •  河原に下りると川岸の草むらに淡青紫色の野菊が目に入った。遠目にも何となく花弁の感じが違うことがわかる。
     ハマベノギク属に入れられたりシオン属に入れられたりと整理の仕方は異なるが、花の大きさといい色といいヤマジノギクの花弁が筒状になった花とイメージするのが一番わかりやすい。
     ただ、株によってあるいは同じ株でも筒状の様子は異なっていて、それぞれに名前がつけられているが、そこまで分けるのはいかがなものかと思う。ここでは白花を品種としてアップした。
     穏やかな秋の一日、のんびり株ごとに違う花をチェックした。

    花

    総苞

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