ヤブレガサモドキ(破れ傘擬)

Syneilesis tagawae


ヤブレガサモドキ1

  • 科名・属名
  • : キク科 ヤブレガサ属

  • 特徴

  •  草丈1〜1.2mの多年草。
     下部の葉は楯状につき、円形で、径20〜30cm。掌状にに6〜8深裂、裂片はしばしば2裂し、縁はわずかに鋸歯があるか全縁。
     頭花は茎頂に10〜0cmの散房状花序となり、小花は全て筒状花で9〜11個あり、淡紅紫色で径7〜10mm。
     総苞は長さ8〜10mm、冠毛は汚白色で、長さ7〜8mm。

  • 分布・生育地

  •  本州(兵庫県)、四国(高知、愛媛県)
     草地、低地の林縁

  • 花期
  • : 7月

  • 撮影月日・場所

  •  2011年7月14日 高知県
     中、下左・花   同 上
     下右・葉 2010年8月1日 高知県

  • 撮影記

  •  写真で見てわかるようにヤブレガサによく似ているが、ヤブレガサの花が円錐状につく(上部は尖る)のに対し、この花は散房状(逆三角形で上部は平になる)につくという違いがある。
     前年、花の終わった株で花のつき方が違うことは確認していたが、どうしても花が見たくて、翌年再挑戦した。
     林縁の草地に昨年は1株しか花をつけていなかったのに、今年は点々と数株が花をつけていた。
     ヤブレガサとは、葉だけでも、やや厚く、裂片が細くてより深く裂ける、終裂片の幅が狭いという違いで区別できるようだが、自分には違いはよくわからなかった。
     四国の一部と本州(兵庫県)で知られているが、どの自生地も数は少ないようだ。

    葉

    同じ科の仲間の花
ヤブレガサモドキ2

花