ヤハズハハコ(矢筈母子)Anaphalis sinica |
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草丈20〜35cmの多年草。 茎は単一で分枝せず、白色の綿毛で覆われる。 葉は互生し、根出葉は花時には枯れ、茎葉は倒披針形で長さ4〜6cm。先は鈍頭で基部は次第に細くなり、茎に沿って狭く翼状に流れる。 花は枝先に散房状に多数つく。雌株の頭花は多数の雌花に少数の雄花が混じり、雄株の頭花は雄花だけでなる。 本州(関東地方以西)〜九州 山地(岩場に多い) 1995年10月1日 長野県南佐久郡 中 2014年9月12日 宮崎県西臼杵郡 下左・花、下右・葉 同 上 ヤマハハコに似ているが、生育環境が岩場に多いことや、葉の基部が翼となって茎に流れることなどが違いとされている。 夏から秋にかけて関東・甲信越の岩場のある山に登ると、岩壁にへばりつくように咲いているのをよく見かける。 葉に白い綿毛が多く、暗い岩場ではそこだけパッと明るく見える。 同じ科の仲間の花 |
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