ヤマノコギリソウ(山鋸草)

Achillea alpine var. discoidea


ヤマノコギリソウ

  • 科名・属名
  • : キク科 ノコギリソウ属

  • 特徴

  •  草丈50〜100cmの多年草。
     ノコギリソウの変種でよく似ているが、頭花の数がやや少なく、白色の舌状花が長さ3mm以下と小さいのが特徴である。

  • 分布・生育地

  •  本州(中北部)  山地の草原

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2000年9月9日 山梨県大月市
     下・花 1993年8月29日 長野県八ケ岳

  • 撮影記

  •  信州の夏の高原や林間の草地は、見逃せないお花畑だ。高山のお花畑とは一味違って草丈の高い花が多く、地面を覆うお花畑という感じはないが、よく見ると多くの種類が見られる。
     その中にひっそりと咲いているのがこの花だ。ノコギリソウに比べると、花数がやや少なく、舌状花も小さい(3mm以下)という特徴があり、花を見れば本種とわかる。
     ただ、ノコギリソウも似たような場所に生えていることが多く、注意していないと同じして見逃してしまうかもしれない。

    同じ科の仲間の花
花アップ