エゾノヨモギギク(蝦夷の蓬菊)Tanacetum vulgare var. boreale |
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草丈60〜70cmの多年草。 茎は叢生し、葉や花柄とともに蜘蛛毛がある。 葉は長楕円形で、長さ15〜25cm、幅7〜11cm。2回羽状深裂し、裂片は披針形で鋸歯がある。 頭花は散房花序に密につき、黄色で径約1cm。2つの筒状花の雌花は頭花の縁に1列つき、両性化は多数ある。 北海道(東部、北部) 海岸 1992年8月8日 北海道知床半島 中 2014年7月11日 同 上 左下・花 1992年8月8日 北海道知床半島 右下・葉 2014年7月11日 同 上 まだ「世界遺産」に登録される前だったが、8月の知床半島は観光客が多かった。知床5湖もオシンコシンの滝も観光客が一杯だった。 そんな喧騒を逃れ岩山を登る。急な階段を登っていくとモイワシャジンが花をつけている。あたりはヨモギ類の花が咲き、秋の近いことを感じさせる。 登っていくとこの花が黄色の花を咲かせていた。蓬に似た特徴ある裂けた葉は、知床半島でも利尻島でも見ていたが、花を見るのは今回が初めてだった。 全体的に地味な雰囲気の植物であるが、黄色の頭花は思いのほか目立った。 同じ科の仲間の花 |
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