マルバハタケムシロ(丸葉畑蓆)

Lobelia lochoensis


マルバハタケムシロ

  • 科名・属名
  • : キキョウ科 ミゾカクシ属

  • 特徴

  •  長さ9cm程度の1年草。
     茎を放射状に伸ばして匍匐し、節から根を出す。葉は多数つき、円形〜倒卵形で、長さ6mm程度。葉柄があり、肉質。
     花は茎の先につき、白色で8mm程度。花冠は深く5裂し、裂片は先が鈍頭または円頭になる。

  • 分布・生育地

  •  奄美大島〜沖縄 海岸の岩場?

  • 花期
  • : 9〜12月

  • 撮影月日・場所

  •  1997年10月26日 鹿児島県奄美大島
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  図鑑でも写真を見ることは稀で、名前すら聞いたことがない人が大部分だろう。名前を聞いても、畑の雑草と間違えそうである。
     琉球列島の一部の島に稀産しており、奄美大島を訪れた際この花の存在を知った。
     案内してもらった場所は、畑ではなく海岸の崖、湿った岩間にへばりつくように小さな葉と花が見えた。
     ミゾカクシの仲間で、花の感じは少し似ているかも。

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花アップ