ミヤマシャジン(深山沙参)

Adenophora nikoensis f. nipponica


ミヤマシャジン1

  • 科名・属名 :
     キキョウ科 ツリガネニンジン属

  • 特徴 :
     草丈10〜40cmの多年草。
     葉は互生し(まれに対生)、披針形〜狭長楕円形で長さ4〜8cm、幅1.5〜2.5cm。鋸歯があり、先は鋭く尖る。
     花は総状花序となり、花冠は鐘形、紫色で長さ2〜3cm。花柱が花冠から飛び出る。萼裂片は披針形、全縁で鋸歯がない。

  • 分布・生育地 :
     本州(東北〜中部地方)
     亜高山帯〜高山帯の岩場や礫地

  • 花期 :   8〜9月

  • 撮影月日・場所 :
     1977年7月25日 岩手県早池峰山
     中 2014年8月19日    同  上
     下左・花、下右・葉    同  上

  • 撮影記 :
     ヒメシャジンそっくりで、同じようなところに生える。
     見分け方は、本種の萼裂片に鋸歯がないこと、花柱が花冠から飛び出すことである。
     ただし、最近では、ヒメシャジンの品種としての扱いとなっている。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
ミヤマシャジン2

花